小さな厨房から、地元の「美味しい」を届けるダイニング

2022年6月のオープン以来、有難いことに県内外沢山のお客様にご来店いただいています。岡田の歴史を感じる街並みや古民家に新しさを感じる方、懐かしさを感じる方、それぞれの「楽しみ」をもってSoNへお越しくださっていることに感謝しています。お客様にとってそんなSoNの楽しみの一つであってほしい「料理」について今回は紹介します。

OKD KOMINKA BREWING がローカルファーストなマイクロブルワリーであるようにSoN DININGも、愛知県や知多半島の地元食材を使用した料理にこだわり、地元の農家さんや肉屋さんから新鮮な食材を仕入れ、厨房で一品一品丁寧にお作りしています。もともとはブルワリーから立ち上げたこともあり、料理はクラフトビールと合うことも大切にしています。

「美味しい食材をさらに美味しく」
地元では当たり前のように慣れ親しんだ食材をレシピの見せ方で、もともと持っている魅力をさらに引き出し、新たな発見に繋がるようなお料理の提供を目指しています。すでにある良質な食材の価値を改めてSoN DININGからお届けできたらと思います。

そんな私たちの思いに共感してくださり、レシピ考案にあたり大きく貢献してくださったのが料理家のAYUMIさんです。

地元愛と発信。AYUMIさんが料理で形にしたSoNの思い

[プロフィール]
小嶋あゆみ by AMIGO KITCHEN
(https://www.amigo-kitchen.com/)
北海道生まれ・愛知育ち・逗子在住（10〜30歳まで実家は愛知県大府市）神奈川県逗子市にある映画館CINEMA AMIGOと同時に始まったフードチームAMIGO KITCHEN創立メンバー  

サティシュ・クマール氏来日時のお弁当、逗子海岸映画祭での予約レストラン、季節のワークショップ、国際会議やスペイン大使館ケータリング、東京オリンピック2020オランダセイリングチームの食事に関わり現在に至る。
豊かにじぶんらしく生きるための『暮らしの学校』主催

AYUMIさんのレシピ考案に対する思い
「何よりも大事にしたかったのは、地元の食材や生産者へのリスペクトです。
誰に聞かれても正直に言える素材選びへの誠実さと自信。一品一品はシンプルで誰にでも作れるレシピながら、そこに思いがないと完成しない料理。SoNの創設者とともに試行錯誤を繰り返し全体をつくりあげていきました。

そして、もう一つは長く存続するために、この土地や創設者のニュアンスを残し、でもただの自己満足にはならないようなアレンジの効くメニューを構成していきました。表面だけを取り繕うスタイルではなく、中身も見た目も充実していること、本物であることを意識しました。」

シンプルでありながら「新たな美味しさの発見がある」SoN DINING のランチ

SoN DININGのランチは、地元愛知県や知多半島産の野菜をたっぷり使用しているので、ヘルシーでありながら満足感もあります。そしてAYUMIさんのレシピにより新しい美味しさ・魅力を発見していただくことができるのも特徴です。例えばその一つ「おから」は、トマトとチーズでディップに変身させ、デリとしてプレートの名脇役になっています。おからに意外な素材を組み合わせることで素朴な和の食材から注目されるデリに。新鮮な感覚も一緒に楽しんでください。

それぞれにひと手間掛けたデリたちはかき混ぜて食べると驚くほど美味しい化学反応を起こします。これは体験しないともったいないので、是非「まぜまぜ」お試しください。ランチプレート以外にもアラカルトメニュー「AYUMIちゃんのおばんざい」でデリはお召し上がり頂けます。

SoN DININGでぜひご賞味ください。
今後、MAGAZINEにてデリのレシピも紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに。